【重度訪問介護】訪問介護との違いとは？

江戸川区で障害を持つ方の自立をサポートしておりますコクアプランニングです！
「障がい者であっても自分の人生は自分で決めたい」――その想いを大切に、
私たちは支援を続けています。
当社のサービスにおいて利用者様は全国どこからでもご利用いただけます。

訪問介護と重度訪問介護の違い

「訪問介護」と「重度訪問介護」には共通点があります。

• 日常生活で本人ができないことを支援する
• 利用者の自宅や生活拠点へ訪問して支援する
• 自立を支援する

しかし、以下の点で明確に異なります。

• 何が『できない』とされるのか
• どこまで支援が必要なのか
• どんな方法で支援するのか

訪問介護（ホームヘルプ）

【対象者】要介護1以上の方（高齢者中心）

【内容】
・身体介護（入浴・排泄・食事介助など）
・生活援助（掃除・洗濯・買い物など）

【特徴】
・決まった時間に訪問し、一定のサービスを提供
・サービス時間は通常30分〜1時間半程度

【支援レベル】
・身体機能の衰えや、軽〜中程度の認知症がある方、
・一部は自分でできるが、一部に補助が必要

例）
・洗濯物を干せない
・一人での入浴が危ない
・調理は難しいが、食事は自分で食べられる

重度訪問介護 ｜ 常時支援型の意義

重度訪問介護の大きな特徴は「常時支援型」です。
利用者のそばに長時間、または24時間付き添い、必要な時にすぐ対応できる体制を整えています。

この支援は、重度障がい者が「施設に入らず、地域で暮らせること」を可能にします。

かつては「生活が難しいから施設に入るのが当然」とされていました。
しかし、施設では…

• 起床・食事・外出すべてが施設のルールに縛られる（＝自由がない）
• プライバシーがなく、自分らしく生きられない
• 家族や仲間と離れたくないのに環境を変えざるを得ない
• 社会から切り離される感覚になり、孤独を感じる

といった不自由さを抱える人が多くいました。

今は、【どんなに重い障害があっても、望む場所で、その人らしく生きる権利を守る】という理念のもと、
人権・尊厳に基づいた制度として「重度訪問介護」が整えられています。

コクアプランニングの取り組み

私たちコクアプランニングは、この制度を実際のサービスとして提供しています。

「施設には入りたくない」という利用者の想いを尊重しながらも、

• 家族が全面的に介護を担えない
• 地域の支援体制がまだ不十分
• 医療的ケアが多く在宅支援が難しい

といった課題も現実には存在しています。

だからこそ、重度訪問介護が必要な皆さまに届くよう、私たちは活動を続けています。
私たちは「望む場所で、その人らしく生きられる」社会を目指して、これからも支援を広げてまいります。