江戸川区のコクアプランニングです。
重度障害があっても自分らしく生きるために、生活をサポートするサービスを提供しています。
前回は訪問介護と重度訪問介護の支援スタイルの違いをご紹介しました。
訪問介護は1回あたり、30分〜1時間程度の支援が基本で
「自分ではできない日常生活の一部」をサポートし、利用者ができる限り自宅で自立して過ごせるように
支援・補助することを目的としています。
ヘルパーはあくまで“サポーター”であり、
「利用者の力を活かす」ことが大切な役割です。
限られた時間の中で、やるべきことを効率よく行う必要がありますが、
その中でも利用者に寄り添い、生活の改善や「自分でできた」という小さな成功体験を共有できる瞬間には、
大きなやりがいを感じられます。
重度訪問介護は、利用者の状態や介助内容によって支援時間が異なります。
移動支援や体位変換、入浴介助、食事支援など、日常生活のあらゆる場面で体力を必要とする仕事です。
介護者は常に利用者の安全に注意を払いながら支援を行う必要があり、
身体を使うだけでなく、精神的な緊張感を維持することを求められることもあります。
そのため、肉体的な疲労と精神的な緊張が重なる場面も少なくありません。
また、障がいが重い方の中には、コミュニケーションが難しい方もいらっしゃいます。
その様な場合には、表情や言葉でのサインから気持ちを読み取ることが必要で、
相手を理解するために多くのエネルギーを注ぐことになります。
多少の負担があるのは確かですが、重度訪問介護は「生活支援」としての側面が強く、
利用者との信頼関係づくりや柔軟な対応が求められる、“人と人との関わり”を大切にする仕事です。
長期間の支援を通して、利用者との関係は深まり、
一度だけの介助ではなく日々の生活の中で相手のペースや気持ちを理解し合う関係が築かれます。
利用者にとって介護者の存在は、自己肯定感を高める支えでもあり、
「味方がいる」という安心感をもたらしてくれます。
その積み重ねによってさらなる信頼関係が築かれていきます。
利用者が安心して過ごせる環境を提供できることは、大きなやりがいです。
「あなたが来るのが楽しみ」と言われたり、笑顔を見せてもらえる瞬間には、
どんなに大変でも心が報われるような喜びがあります。
自分の支援が利用者の生活にとって不可欠だと実感できる-----
それこそが、この仕事ならではの大きな魅力だと思います。
単なる「作業」としてではなく、人と人とのつながりの中で深いやりがいを感じたい方は、
ぜひ重度訪問介護に飛び込んでみてください。
経験してみて初めて分かること、経験したからこそ感じられる喜びがあります。
重度訪問介護では、医療的なケアが必要な場合もありますが、
当社では介護技術を基礎から学べる研修プログラムをご用意しています。
少しでも興味をお持ちの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
コクアプランニングは、重度訪問介護を必要とする皆さまに届くよう
これからも支援を広げてまいります。