「障がい者であっても自分の人生は自分で決めたい」
そして、同じようにご家族それぞれの人生も大切にできる環境を作りたい…
その想いを実現するために、江戸川区のコクアプランニングはこれからも歩み続けます。

重度障がいがある方にとって、その程度には差がありますが、
食事や排泄、入浴など日常生活のほとんどを支援なしで行うことが難しい状況にあります。
それでも「自分の人生は自分で決めたい」という強い想いから、
施設ではなく、自宅での生活を選ぶ方もいらっしゃいます。
施設では、どうしてもプライバシーや自由が制限されることがありますし、
慣れ親しんだ自宅で過ごしたいという気持ちは自然なことです。
また、ご家族も「施設に入れることで負担が減る」と感じる一方で、
「やっぱり一緒に過ごしたい」と在宅介護を選ばれるケースもあります。
しかし、現実は簡単ではありません。
施設と違って24時間体制でケアしてもらうことは難しく、
家族のサポート時間が多くなり、身体的にも非常に大きな負担となることがあります。
「入浴、食事、排泄のサポートを毎日繰り返すことで、体力的に限界を感じる」
「夜中に何度も起きて介護することで、睡眠不足が続いている」
そんな声を聞くたびに、私たちは“支える家族を支える”ことの大切さを実感します。
長時間の介護は体への負担を大きくし、肩こりや腰痛、関節痛などの原因になることもあります。
また、障がいの進行や将来への不安から、精神的なストレスを抱える方も少なくありません。
そこで、コクアプランニングでは重度訪問介護を通じて、
ご家族の身体的・精神的負担を少しでも軽減するお手伝いをしています。
私たちが直接サポートできるのは、
重度訪問介護を通じて家族の身体的負担を軽減することです。
そのためには、家族とケアチームとのコミュニケーションが重要なカギとなります。
支援を行う上で大切なのは、家族とケアチームとのコミュニケーションです。
「できること」「できないこと」「苦手なこと」を率直に話し合うことで、
お互いに無理のないサポート体制を作ることができます。
「できないこと」や「苦手なこと」があるのは決して悪いことではありません。
限界点や得意不得意を理解し、その範囲内で介護サービスを活用することが、
家族全員が無理なく過ごせる環境づくりに繋がると考えています。
例えば、日常的な家事や食事の支援はできても、
注射や薬の管理などの医療的なケアはプロに任せるーーそんな分担も自然な形です。
利用者(障がい者)の状態やニーズに応じて、必要な介護サービスを選ぶことも大切です。
例えば、できるだけ自立したいと考えている方なら、
車いすを自分で動かしたい、身の回りの掃除は自分でやりたい、などの要望があります。
何でも先回りしてサポートすることが良いことではありません。
一番大切なのは「無理なく心地よく過ごせること」。
お互いが、無理なく・心地よく・遠慮なく過ごせる、風通しのいいコミュニケーションができる場であることが大切です。
私たちは、誰もが犠牲にならず、お互いを尊重しながら助け合える環境を作っていきたいと考えています。
現在、コクアプランニングではヘルパーさんを募集しています。
あなたの「誰かの支えになりたい」という想いが現実の誰かを支える力になります。
ぜひ私たちと一緒にその想いを形にしていきませんか。